今年は2075年!未来を生きるネパール!?

当社ゴッドプロダクトで働くネパール人スタッフの兄と弟、パンディ兄弟。
日本語がとても堪能で、いつもネパールにまつわるいろいろな話をしてくれます。
インドと中国に挟まれた人口3千万人ほどの小さな国、ネパール。
この企画では意外と知らないネパールならではの暮らし方や考え方、心温まる話からそれホント?!と驚く話までパンディ兄弟が紹介していきます。
「今年は2075年!未来を生きるネパール!?」
みなさんあけましておめでとうございます、パンディ兄です!
こんな時期にこんな挨拶をするのはなぜかというと、ネパールでは日本の4月14日に新年を迎えました。
なんと今年は2075年です!
日本人に話すと「エッ?何それ?どういうこと?!」といつも驚かれます。
ネパールでは公式にビクラム歴という暦が使われています。

ネパールのビクラム歴カレンダー
ビクラム歴は西洋カレンダーより57年先ということになります。
日にちは毎年若干変わりますが、大体4月中旬に1月が始まり、休日やお祭りなどはこのネパールカレンダーに従って決められていきます。
そのため、僕はネパールでは8月生まれですが、日本では12月生まれ。
「今はネパールって暑いの?」なんていう質問には、(えーと…今はネパールでは何月だから…)とちょっと考える時間が必要だったりします。
結構ややこしいんです…笑
ネパールの1月1日は日本の元旦と同じで祝日です。
この日には家族みんなで集まり、遠出をしたり、ピクニックをしたり、おいしい料理を食べたりしてゆっくり過ごします。

ネパールの親戚たちと一緒に
ちなみに僕は6人兄弟。
音楽をかけてみんなで踊ったり、トランプでゲームをしたり親戚が集まるといつも賑やかです。
最近ではピクニックにコックさんも連れて行ってごはんを作ってもらい、みんなで食べるというのが流行っています。
とてもお金持ちのように思いますが、ネパールではお手頃価格でお願いできるのでそう珍しいことではありません。
1日はプレゼントやグリーティングカードを交換しあったり、お寺にもお祈りをしに行き、一年の抱負を決めます。

勉強の神様(サラスワッティ)の前でパシャリ!
子供達は一年の勉強のスケジュールを決めたりもします。
ネパールではお祭りのたびに家族で集まって、みんなでたくさん話をするというのが当たり前ですが、僕は日本にきてからよりそれが大切で幸せな時間だということを感じています。
日本にきてからも電話やメールなどで家族との連絡は欠かせません。
2075年!今年も良い年になりますように〜!
ナヤ バルサ 2018コ スヴァーカマナ~♪(新年おめでとう♪)
<次回へつづく>

ネパール新年お祝い
この記事へのコメントはありません。